
ワンタッチベビーベッドは、女性一人でも組み立て約一分で出来て、キャスターも付いていて移動も楽々使い勝手が良いベビーベッドです。
ワンタッチベビーベッドに関わらず、すべてのベビーベッドに言えることなのですが、赤ちゃんの発達・成長に合わせて使わないとベビーベッドが危険な道具に早変わりしてしまうって知っていましたか?
今日は、赤ちゃんの発達と成長から、予想される事と危険対策についてお話しますね。
注意してください!!
便利なワンタッチベビーベッドですが、赤ちゃんがつかまり立ちをするようになると、転落の危険性が・・・(>_<)
生後7か月頃から つかまり立ち
つかまり立ちは、1歳頃までに、多くの赤ちゃんが挑戦を始めますが、発達には多少の月齢差があります。
身体の使い方が上手になってきて、ハイハイの体勢がしっかりとれるようになってきたら、つかまり立ちの準備を赤ちゃんが始めた証拠。
早い子は、5ヶ月からつかまり立ちの事例もあるそうで、そんなことを聞くと親としては焦るのですが・・・。
うちの上の男の子は、7ヶ月で四つ這いの体勢になることはあっても、手が出ずハイハイができずにいました。
8ヶ月に入る頃、お座り→ハイハイ→つかまり立ちまで、たった5日間。
Σ(・□・)ノノ 早っ!!
下の女の子は、8ヶ月でハイハイ→お座り→つかまり立ちを一週間のうちにできるようになり、やっぱり あっという間
Σ(・□・)ノノ
赤ちゃんは、毎日目覚ましい発達を遂げているので、突然つかまり立ちを始めます。
なので、つかまり立ちからの転落を防止するためには、つかまり立ちができるようになってから、ベッドの床板を下げるのでは遅いのです。
ハイハイの体勢ができるようになったら、もしくは、お座りができるようになったら、ベビーベッドの床板は下げてしまった方がいいですよ。
ハイハイ、お座り、つかまり立ちに特に順序はないので、つかまり立ちが先の赤ちゃんもいると思います。
なので、お座りしそうな体勢を取る、ハイハイしそうな体勢になったら、転落の危険性を予想し、回避できる環境を整えましょう。
「まだ、大丈夫」
「ベッドは低くするとお世話しずらいから・・・」と 躊躇してると、赤ちゃんの発達に対応できない場合が出てきてしまいます。
なので、一つは、早い子は5ヶ月から、ベッドを下げて使うことを念頭に置いておくだけで、ずいぶん違うと思います。
もう一つは、実はつかまり立ちの前に、寝返りができるようになって、上に足の力で移動することも増えて、赤ちゃんの活動が活発になります。
そうなると、ミニサイズやコンパクトサイズといわれる、90㎝×60㎝のベビーベッドは、手狭になってきます。
寝返りを始めたら、活動量と活動範囲を考えると、標準サイズ120×70㎝に、借り換え時、寝返り分の場所を確保することを優先してあげたいところです。
寝返りのスペースも確保しつつ、万が一の場合(つかまり立ちをいきなりされてしまった時)でも、
ハイタイプの物より、標準タイプの方が床板の高さが20㎝も低い事と、柵が10㎝高い分、転落の危険性は減りますよね。
提案としてですが、産後すぐはお世話が楽なハイベッド
寝返りを打つようになったら、標準サイズの高さも標準なものにして、活動領域と安全を確保するのがどうでしょうか?
借り換えが面倒だなぁ・・・って方は、標準サイズのハイタイプがお勧め。
このベッドは、標準サイズの大きさとハイタイプのベッド高の二つの良いところを足して作ったようなオールマイティなベビーベッドです。
初め床板を67㎝にしておいて、つかまり立ちの頃になったら、床板を下げて安全確保をして、ベッドを使わなくなったら、サークルとして使うのもいいですね。
最終的には、どのベビーベッドも、つかまり立ちや歩くようになると、床板を低くして使っていただくような形になります。
ベビーベッドの床板を下げるタイミングについての知識もしっかりと持って安全にご利用くださいね。
どんな素敵なベビーベッドを買うかではなく、どのように正しい知識で使うかというのも、ベビーベッド利用の一つのポイントとなってくるのではないでしょうか。