
産後6週間~8週間は産褥期(さんじょくき)といって、あまり無理をせず体を休ませた方がいい期間です。新生児の育児は昼夜逆転になることが多く、寝不足の状態で家事を一人で行うのは体力的に心配ですよね。そんな時は、ご実家に甘えて里帰り出産を選ぶのも一つの方法です。
そこで気になるのが新生児を寝かせるためのベビーベッドです。ご自宅に用意したベビーベッドを里帰り先に送っておくのもいいし、レンタルサービスを利用してもいいですよね。
今回は、里帰り出産時のベビーベッド問題について考えていきます。
1.産後の里帰りの期間は1ヶ月前後
出産後の里帰り期間は、一般的に1ヶ月前後と言われています。1カ月検診で母子の健康状態に問題がなければ赤ちゃんと一緒に外出ができるようになり、それをきっかけに自宅に帰られる方が多いようです。長ければ3カ月程度実家で過ごす方もいるようなので、個人差はありますね。
長期の里帰りのリスクとは?父性の芽生えを遅らせる可能性がある
ですが、長期間の里帰りは、あまりお勧めをしていません。確かに、子育て経験のある両親に、出産後そばにいてもらえるのは心強いです。
しかし、旦那さんが長期にわたり赤ちゃんと別居をしていると、父性の芽生えが遅くなる可能性があります。旦那さんの子育てへの積極的参加を促すには、産後の里帰り期間を1カ月前後と短めにしたほうが良いでしょう。
2.里帰り出産にはベビーベッドレンタルがおすすめ
里帰り出産時に、ベビーベッドをどうするかは問題となってきますよね。わざわざ1ヶ月間の里帰りの為だけにベビーベッドを実家に持っていくのは面倒だし、里帰り用に別途購入すると、費用もその分かかってしまいます。
そこで、役に立つのがベビーベッドのレンタルサービスです。レンタルであれば、
- 自宅から実家へのベビーベッドの移動の手間を省くことができる
- 必要な期間だけ使用することで、購入よりも費用を抑えることができる
- 実家に直送し、実家から返却ができる
- 使用後は返却すればよいので収納場所に困らない
- 使用してみて、必要ないと感じたらすぐに返品できる
などなどたくさんのメリットがあります。「里帰り先にベビーベッドを持っていくのは面倒だけど、それでも、実家でベビーベッドを使いたい!」という方には、ベビーベッドレンタルは、本当におすすめですよ。
ベビーベッドをレンタルする場合は、出産予定日前後にベビーベッドが届くように手配しておきましょう。また、予定外に早く赤ちゃんが生まれてきてしまう場合もあるので、レンタル店に電話して、「予約後すぐに発送を行ってくれるかどうか?」の確認もしておくと良いですね。
当店のおすすめベビーベッドレンタル
せっかくなので、当店おすすめのレンタルベビーベッドをご紹介させていただきます。
ワンタッチベビーベッドミニサイズ 高さハイタイプ【フェアリー】
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特徴
- おおよそ1分程度で組み立て可能です。組み立てが苦手な方でも5分程度あれば組み立てを行えるでしょう。
- 10円硬貨で固定可能なので工具は必要ありません。
- 1か月ほどの里帰り期間にちょうどいいミニサイズのベビーベッドです。
- ベッド下に収納スペースがあるので、オムツやタオルなどを収納しておくのに便利です。
- 楽な姿勢でお世話ができるハイタイプ式。産後の腰痛や会陰部の痛みを軽減します。
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里帰り出産で、ベビーベッドをレンタルしたいという方は、ベビーベッドレンタル専門店(当店)のホームページを参考にしてください。
3.レンタルに抵抗がある方は、移動に便利な軽量ベビーベッド
レンタルサービスは利用せず、購入したベビーベッドを使いたい!という方におすすめなのが持ち運びに便利な軽量ベビーベッドです。実家から自宅へ戻る時にも、折りたたんで簡単に持って帰ることができます。
(ヘラサ)Herasa ベビーベッド折りたたみ ポータブル キャスター付き 軽量
収納袋付きの、折りたたみ、組み立てが簡単にできるベビーベッドです。
コンパクトタイプのベビーベッドなので、里帰りの車移動にも便利です。
キャスター付きなので、お部屋間の移動の際にも便利です。
Aprica (アップリカ) ココネルエアー ミルクWH ポータブル ベビーベッド
ママが1人でも簡単に折りたたみや組み立てができるベビーベッドです。
里帰り時の持ち運びだけでなく、使用後の収納にも便利です。2人目、3人目にも使いたい方におすすめです。
また、ベビーベッドとしての役割を終えてからでも、赤ちゃんの遊び空間になるプレイヤードにできるので、成長に合わせて長く使用することが出来ます。
ベビーサークル / プレイヤード|ニューヨークベビー
組み立て、折りたたみがとても簡単にできるベビーベッドです。
キャスター付きなので、折りたたんだ状態で楽に持ち運ぶことが出来ます。
使用しない時には折りたたんでコンパクトに収納できるので、お部屋の場所を取りません。
幼稚園・保育園に通う上の子やペットのいるご家庭で、少し目を離す間だけベビーベッドを使いたいという方にもおすすめです。
4.その他、里帰りで準備しておきたいベビーグッズ
短い里帰り期間でも、新生児の赤ちゃんを育てるにはたくさんのベビーグッズが必要になります。準備しておきたいベビーグッズをご紹介します。
- ベビーバス
新生児の赤ちゃんは大人と同じお風呂ではなく、沐浴をします。その際必要なのがベビーバスです。プラスチックでできたものや、エアータイプの物などがあります。
- 布団(ベビー布団)
赤ちゃんが眠る用の布団はあると便利です。実家にある場合も多いですが、準備がないな場合は、1つ購入をおすすめします。
- 湯上りセット
沐浴後の赤ちゃんのスキンケアや、櫛、鼻吸い器(あかちゃんの鼻水を吸い取る器具)、爪切りなどが必要です。
- オムツ
新生児は1日に8~10回はおむつを交換します。ケース売りのおむつを購入して里帰り先に準備しておくと便利です。サイズアウトしてしまう可能性もあるので、買いすぎには注意です。
- 哺乳瓶
母乳育児を考えている方でも、産後すぐにはあまり母乳が出ないことがほとんどです。念のため、哺乳瓶を用意しておくと安心です。
- 哺乳瓶消毒セット
哺乳瓶の消毒は、煮沸消毒やつけ置きなどがあります。また、電子レンジで簡単にできる消毒ケースもあります。
【日本製】コンビ 電子レンジ除菌&保管ケース 除菌じょ~ずα
使用済みの哺乳瓶を洗った後、電子レンジで5分チンするだけで消毒ができます。消毒液を購入しなくてもいいし、つけ置きをしなくてもいいので時短にもなります。消毒後は、そのまま哺乳瓶の保管ケースとして使えます。
- 赤ちゃんの服
新生児用の肌着やカバーオールを数枚用意しておくといいです。特に肌着は5~6枚は用意しておきましょう。汗や、おしっこやうんちの漏れで1日に何度も着替えることがあります。
- ガーゼ
沐浴時や、赤ちゃんのよだれふき、ミルクの吐き戻し時などいろいろなシーンで使用します。10枚セットのものなど、多めに用意しておくと便利です。
5.まとめ
ベビーグッズの中でもサイズの大きなベビーベッドは、レンタルサービスを利用したり、持ち運びに便利なものを選ぶなどの工夫をしましょう。
短い里帰り期間でも、必要なものを揃えておけばより良い生活となりますね。